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幼児食における調味料との上手な付き合い方

2023.05.26
食と生活

料理の味に変化をつけることができる調味料。味にバリエーションをつけて食事の楽しさを教えてあげるのも大切な食育の一環です。
しかし子どもの味覚や消化機能のことを考えると、大人の食事と同じ使い方をしてはいけない場面も多くあります。
便利だけれど付き合い方が難しい調味料、使い方や気を付けるポイントを解説していきますので、上手な付き合い方の参考にしてみてください。

幼児食と調味料との関係

そもそも「調味料」とは?

各種調味料

調味料とは、料理や食品に味や香りをつけるために用いるものです。一言に調味料といっても、甘味料、だし、香辛料などの多様な種類があり、さらに用途も、調理に使用するもの、完成した料理に後から加えるものなど様々です。日本では和食の「さしすせそ」(砂糖、塩、酢、しょうゆ、みそ)が古くから親しまれていますが、日本酒やみりん、ケチャップやマヨネーズ、ソースなども調味料に含まれます。

幼児食の味付けは大人の約半分まで

調味料は、離乳食の途中から徐々に使用できるようになるとされています。しかし薄味が鉄則の子どもの食事では、調味料の使い方にも注意が必要です。

食塩

子どもが1日に摂ってよい塩分量の目安は以下のとおりです。

出典:日本人の食塩摂取基準(2020年版)

1食に換算すると1.0g未満と、かなり少なく感じられるかもしれません。ちなみに、成人の場合は男性7.5g、女性6.5未満とされています。

1食あたりの目安が分かっても、使用した調味料の中にどのくらいの食塩が含まれるか正確に量ることはできません。できれば2〜3歳頃までは、「大人の約半分の味付け」を目安にすることを心がけましょう。

単にしょうゆや塩を減らすのではなく、かつお節やごまなど風味のある食材を加えたり、うまみ成分や風味を加えるのがおすすめ。薄味でも満足度の高い食事になります。

幼児食における調味料使用の注意点

調味料の使用では、味つけの面でも配慮する必要がありますが、子どもの体に影響する成分が含まれていないかも気を付ける必要があります。幼児食に調味料を使用する際の注意点を以下にまとめました。

風味をつけるくらいで使う

成長過程の子どもの体に負担を与えるないようにするためにも、食材本来の味を感じてもらうためにも、アクセント程度の風味づけで、ほんの少量を使用するようにしましょう。

しかし様々な味に触れさせることで「味覚を育てる」ことも必要です。ほんの少量のしょうゆやみそから始めて、慎重に様子を見ながら少しずつ種類を増やしていくのが良いでしょう。

酒・みりんはしっかり加熱

和食をつくる際に欠かせない酒・みりん。しかしどちらもアルコールが含まれているため、幼児食に使用する際にはよく加熱してアルコールを飛ばすようにしましょう。

原材料はきちんと確認

食品ラベルを確認する女性

しょうゆやみそは大豆アレルギー、小麦アレルギーなどを引き起こす可能性があるため、初めて使う場合は注意が必要です。

調味料には様々な原材料が使われているものが多数存在します。できる限り食品のラベルを確認することで、自分が選ぶ際に不安になるような原材料が使われているものは避けるようにすると安心です。

幼児食づくりに調味料をうまく取り入れていくために

普段よく使う調味料に特化して厳選する

国産、減塩などにこだわって調味料を選ぶことで、健康面に配慮しつつおいしい食事をつくることができます。しかしどこまでこだわるべきかが悩みどころですし、費用がかさむのも難点です。

そんなときには、よく使う調味料に限って厳選するのがおすすめ。しょうゆやみそ、砂糖、塩といった基本調味料にこだわるだけでも、調味料を使う罪悪感は軽減されるはずです。

「取り分け」で大人用と子ども用で味の付け方を変える

一緒に料理をする親子

大人の食事と幼児食で調味料の使い分けをするのが大変という場合は、「取り分け」が便利です。具材はひとつの鍋で煮込み、薄めに味付けした後で子どもの分だけ取り出して、残ったものに調味料や香辛料を追加するテクニックです。

子どもと大人の食事を一緒につくることができるので料理の負担が軽減されますし、家族みんなで同じ料理を食べることは、子どもにとっても嬉しいことです。

幼児食におすすめのギルトフリーな調味料

忙しい中で子どもの食事を作るのは大変なものです。それに加えて、おいしく、健康に配慮して…となると気持ちがしんどくなることもありますよね。

そんなときに活躍してくれるのが、ギルトフリー商品を展開するグリーンラインの調味料です。『すこやかプラスこだわりの野菜だし』『すこやかプラスこだわりの万能だしつゆ』『すこやかプラスこだわりのぽん酢』の3種類の調味料を展開。いずれの調味料にも、幼児食に調味料を使用する際に感じる不安や懸念を解消してくれる工夫が詰まっています。

だしのうまみを生かした調味料で薄味でもおいしく

味に変化をつけるために使用する調味料ですが、量が多いと子どもの健康に良くなかったり、味覚形成に影響したりします。

グリーンラインの調味料は、うまみやコクを生かした味つけになっているため、少量の使用でも幼児食をしっかりおいしく仕上げられます。食塩分30%カットの『こだわりの万能だしつゆ』、野菜のうまみを生かした『こだわりの野菜だし』は濃縮タイプのため味の調整により幅広い料理に使用できるのがポイント。『こだわりのポン酢』は鰹出汁と昆布だしのうまみ、ゆずとすだち果汁の豊かな香りがしっかり効いているため、ほんの少量だけかけて子どもに“味変”を楽しんでもらうこともできます。

「クリーンラベル」で原材料が誰にでも分かりやすい

食品ラベルを見ても、結局子どもの体に良いのか悪いのかが分からず不安が払拭されない場面も多くあるのではないでしょうか。様々な情報が錯綜している現在では、いろいろ調べてみても余計不安が増長されることもあるかもしれません。

グリーンラインでは「クリーンラベル」の考え方を取り入れています。クリーンラベルとは、「お客様にとって分かりにくい名称の原材料表示をできる限り避け、より安心して食べていただけるよう原材料にも配慮する」という考え方のこと。ラベルを見るだけで何が使用されているか分かりやすくなっているため、あれこれ調べたり不安になることなくご使用いただけます。

幼児食に上手に調味料を取り入れ、幸せな食卓に

家族の食卓

幼児食に大切なのは、味つけだけではなく、食事を楽しいと思うことができる経験をさせることです。幼児食への調味料の取り入れ方には工夫は必要ですが、上手に付き合えば子どもに食べる楽しみをより伝えられる食事をつくることができます。日々の食事をみんなで楽しみながら、幸せな食卓にしていきましょう。

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